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料理のうまい女を嫁にもらわなかった事を死ぬほど後悔しています。

料理のうまい女を嫁にもらわなかった事を死ぬほど後悔しています。

定年を間近に控えたロマンスグレーのナイスミドルです。

先週の金曜日、仕事帰りに同僚と飲みに行きました。
居酒屋
から始まりキャバクラ、そしてスナックとはしご酒。

酔っぱらった私と同僚は、ワイシャツを緩めネクタイを頭に巻いてネオン街を千鳥足で歩きました。

時間は夜の十時半。

「そろそろお開きにしよう。」と私が言うと同僚は「良かったらウチで飲み直さないか?」と誘ってくれました。

「もう少し飲みたい…」と内心そう思っていた私は同僚の誘いに甘えてお邪魔する事にしました。

同僚の家に着くと玄関で奥さんが出迎えてくれました。

遅い時間の…しかも突然の訪問にも関わらず奥さんは笑顔で迎えてくれました。

見た目は清楚で物腰の柔らかな、例えるなら若き日の八千草薫のような方でした。

そして私は同僚に案内され居間に。

そこで同僚と再び乾杯をして飲み直しました。

しばらくして奥さんが私達の為に、わざわざおつまみを何品か作ってきてくれました。

それらをいただいのですがどれもとても美味しくて驚きました。

短時間で作ったとは思えない味と完成度だったのです。

私は同僚に「奥さん料理上手だな~いつもこんなうまいものを食べてるのか?」と尋ねました。

すると同僚は「これくらいの手料理はウチの女房は普通に作るぞ。」との答え。

「なんて羨ましい…」

私はこの時に同僚の事を、心の底から羨ましく感じました。

「こんなに美味しい手料理を毎日食べさせてもらえるなんて、どれだけ幸せな事だろう。」と。

それに比べてウチの女房ときたら、料理が下手なくせに手抜きばかり…

いつぞやは「カキフライを作ってくれ。」と頼むと「めんどくさいから嫌だ。」と断わる始末。

たかだかカキフライごときを「めんどくさい。」などと抜かす輩には何を言っても無駄でしょう。

この奥さんの爪の垢を飲ませてやりたいと本気で思いました。

そう考えると私は長年料理の下手な女房の不味い飯を食わされ続け…

同僚は料理のうまい奥さんの美味しいご飯を食べてこられた…

つくづく料理の下手な女を嫁をもらった男は人生を損している…不幸であると感じました。

料理は愛情とか抜かす輩もいるがそんなのは嘘である。

料理は味が一番だ。

そして「料理の下手な女は嫁失格だ。」

そう言えると思う。

料理のうまい女を嫁にもらわなかった事を死ぬほど後悔しています。

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